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ボイストレーナーが解説「喉がすぐに痛くなる」「声を出すのが辛い」ボーカルに共通する身体的な「ある特徴」とは?

私は今までボイストレーニングを教える講座で、10〜80代の男女100人以上の方々にお会いしてきました。

そうした経験から「歌うとすぐにのどが痛くなる」「声を出すことがつらい」「上手く声を出せない」と訴える生徒さんに共通する、身体的なあることに気がつきました。

上記のようなお悩みを抱える方々に、この記事が少しでもお役に立てたらと思います。

ボイトレに来る生徒さんには2タイプいる

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http://www.photo-ac.com/

私のボイストレーニングの講座では、初回に必ず「なぜボイストレーニングのレッスンを受けようと思ったのか」という動機をうかがっています。

皆さんの動機をまとめると、生徒さんには大きく分けて2タイプいることに気がつきました。

ひとつめのタイプは、歌うことが大好きでカラオケによく行く。

またはバンド活動や歌手活動などをしていて、もっと歌唱力を上達させたくてボイトレ講座を受講した、というタイプ。

そしてふたつめのタイプは…。

のどが弱くて困っている。

歌うとすぐに声がかれたり痛くなったりして、少しの間しか歌えない。

昔から思い通りに声を出せず、自分の声が嫌いで、人前で歌うことなど到底むり…というタイプ。

大雑把に言うと「気持ちよく歌えているタイプ」と「歌うときにのどの痛みや疲れなど身体的な苦痛を伴うタイプ」、この2パターンに分かれるのです。

一口にボイストレーニングといっても、生徒さんによって求めることが全然違うのです。

「声を出すのが辛い」なかなか分かってもらえない訴え

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http://www.photo-ac.com/

かくいう私も、昔はまさに後者のタイプでした。

歌うことは大好きでしたが、歌うとすぐにのどが痛くなり、声もどんどんかれてきて、20分もするとまともに歌えるような状態ではありませんでした。

そして翌日はのどがひどく疲れ、痛みも残り、歌どころか声を出すことすら苦痛で仕方がありませんでした。

なんとかこの体質を改善したいと思い、たくさんのボイストレーニングを受けてきました。

しかし、巷のボイストレーナーは、もともと前者のタイプばかり。

ですから「さらに歌がうまくなるためには」ということに主眼を置いたレッスン内容が多いようです。

いくつものボイストレーニング教室などを渡り歩いて数年、私は「自分が求めるレッスンをしてくれるボイストレーナーはなかなかいないようだ。それならば、自分でどうにかするしかない!」と思い、ボイトレ関連の本や医学書などを読みあさりました。

そして、発声器官の構造や発声のメカニズムを知る中で「楽に発声するためには、このメソッドが効果的なのではないか?」と考え、自分なりに取捨選択し、生み出したボイストレーニングプログラムを実践したところ、かなり楽に声を出せるようになったのです。

口の中を見てみよう

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http://www.photo-ac.com/

さて、これから発声時に身体的苦痛をともなう方の共通点をご紹介していきます。

まず手鏡をご用意下さい。

そして、口を開けて舌を観察してみましょう。

あなたの舌の形は?色は?

そして次に、家族や友人など、身近な人の舌と見くらべてみましょう。

発声するのが辛い人の舌は、

  • 舌の縁(へり)がギザギザしていたり、ボコボコしている
  • 舌の色が紫色だったり、表面にびっしり白いものが付着している

一方、気持ちよく発声できている人の舌は、

  • 舌の縁は、丸みを帯びたキレイな曲線を描いている
  • 適度な弾力を感じられ、つややか
  • 舌の表面に白いものがあまり付着しておらず、舌はほんのりピンク色

もちろんこれは全員に当てはまる訳ではありませんが、かなりの確率で以上のような傾向が見受けられました。

さて、あなたの舌は、どちらの舌に近いですか?

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