カラオケで緊張してしまう!緊張をほぐしてリラックスするための7つの方法
緊張をほぐしてリラックスするための方法には、ストレッチをする、深呼吸をする、動きをゆっくりにする、意識は腹におく、喉仏を下げる、姿勢を正す、失敗しても構わないと思う、というのがあります。
1人で歌の練習をしたときはそんなに緊張をしなくても、カラオケルームなどで人前で歌を披露する状態になると、ものすごく緊張してしまうという人は多いものです。
カラオケに限らず、緊張しやすいという人はいますが、緊張をほぐすには次の7つの方法を行ってみると良いでしょう。
では、ひとつひとつを見ていきましょう。
①ストレッチをする
緊張をほぐしてリラックスするための方法に、ストレッチをするという方法があります。
ストレッチは筋肉の緊張をほぐす効果があります。
緊張しているときは、筋肉に強い力が入っています。
ストレッチをすることで、筋肉の緊張をほぐして、緊張を減らしてみましょう。
カラオケルームでみんなの前でストレッチはしにくいと思いますので、歌う前に先にトイレなどに言ったりして、そこで軽くストレッチなどをすると良いでしょう。
全身のストレッチはなかなか時間的にも場所的にもできないかもしれませんが、上半身の軽いストレッチだけでも行えば、筋肉の緊張は確実に減ります。
特に肩に力が入ると緊張は強くなりますので、肩周りの筋肉を良くほぐしておくと良いでしょう。
②深呼吸をする
緊張をほぐしてリラックスするための方法に、深呼吸をするという方法があります。
人は呼吸が浅くなると不安を感じるようになる特性があります。
緊張しているときというのは、呼吸が乱れていることが多く、浅く小さくなっていることが大半です。
パニックになるほどになると、大きな呼吸になることもありますが、緊張が強いというくらいの状態のときは、浅く小さい呼吸になりやすいものです。
心臓の鼓動などは自分では調節できませんが、呼吸は自分の意識で変えることができるものです。
ゆっくりとした深呼吸を行うことで、脳に酸素をおくり、緊張をほぐしてみましょう。
腹式呼吸で歌えれば、歌っている間にリラックスしてくることもありますが、腹式呼吸がまだできない人や、緊張が強すぎる場合は、先に深呼吸をして呼吸を整えておきましょう。
深呼吸は、まず最初に息を吐ききってから、息を吸います。
息をゆっくり5秒くらい吸って、次に7秒くらいかけて吐きます。
これを数回繰り返すと、段々と落ち着いてきます。
深呼吸は、誰かが歌っている間にもできますので、比較的簡単に行うことができます。
緊張してきたなと思ったら、ゆっくり数回行ってみましょう。
腹式呼吸については、
に詳しく書いていますので、読んでみてください。
③動きをゆっくりにする
緊張をほぐしてリラックスするための方法に、動きをゆっくりにするという方法があります。
動きが速いと呼吸が早くなったりして興奮しやすくなり、緊張も強くなったりします。
逆に動きをゆっくり行うと、興奮も減ってきてリラックスできるようになります。
テンションを上げたいときは、速い動きをすれば良いですし、テンションを下げて落ち着きたいときは、ゆっくりとした動きにシフトすると良いでしょう。
声も大きく出すと興奮してきますが、小さく出すと落ち着いてくるものです。
緊張していると感じているときは、ひとつひとつの動きをゆっくりと行ってみるだけでも、少しずつ気持ちも落ち着いてくるでしょう。
④意識は腹におく
緊張をほぐしてリラックスするための方法に、意識は腹におくという方法があります。
緊張したり興奮したりしているときというのは、意識が上へ上へと行きやすくなるものです。
特に頭のほうにいけばいくほど、緊張や興奮も高まります。
緊張を落ち着けたかったり、冷静になりたいときは、意識をお腹におくと良いでしょう。
昔から武道家などは、腹(丹田)に意識を常においておくことを強く言っています。
武道などは、心が乱れると技が決まらなくなってきますので、心の乱れを落ち着けるために、腹(丹田)に意識をおくと良いのです。
緊張している状態と言うのは、意識が乱れている状態です。
慣れないことをしていたり、大勢の人の前で何かをする場合に緊張しない人は、とても少ないでしょう。
しかし、その緊張を少しでも減らす方法というのはたくさんあり、そのひとつが、意識は腹におくというものなのです。
頭のほうに意識をおきながら考えると、恐怖も楽しいことも現実以上に感じやすくなります。
ですが、腹に意識をおきながら何かを考えると、恐怖も楽しいことも、冷静な感覚で考えたり感じることができます。
緊張していると思ったときには、意識を頭のほうから、腹のほうへ変えるようにしてみてください。
⑤喉仏を下げる
緊張をほぐしてリラックスするための方法に、喉仏を下げるという方法があります。
喉仏を下げると、鼻のとおりが良くなり、息も多く吸えるようになります。
深呼吸ほどではないにしても、多く息を吸えれば、その分緊張も減ってくるものです。
歌うときも喉仏を下げて歌えば、声が出やすくなります。
喉仏をうまく下げられないときは、逆に力みすぎてしまうこともありますので、喉仏を下げる練習を事前にしておくと良いでしょう。
極度に緊張してしまうと、上手に喉仏を下げられなくなることもありますので、緊張が強くなる前に行っておくと良いでしょう。
喉仏の下げ方は、
女性でもかっこいい声で歌いたい!ハスキーボイスの出し方3つのテクニック
に詳しく書いていますので、読んでみてください。
⑥姿勢を正す
緊張をほぐしてリラックスするための方法に、姿勢を正すという方法があります。
緊張しているときには、姿勢も大きく乱れやすくなります。
立っているときにも、体の重心をどこにおくかで、立ちやすかったり立ちにくかったりすることがありますね。
姿勢も乱れれば、その分バランスがとりにくくなり、体が不安定になることで、一緒に心まで不安になってくるものです。
そうならないために、姿勢は正して、安定した状態を維持できるように意識しましょう。
特に、前かがみで猫背になると、首に大きな負担がかかることで、肩が凝ったり、凝りや痛みなどから、不安になることがあります。
緊張したときこそ、胸を張るくらいの姿勢をしてみましょう。
重心は前よりも後ろ(背中側)に持ってくるほうが、安定するものです。
姿勢については、
喉から声を出さない方法歌うときに喉に無理な力を入れないための3つのコツ
に詳しく書いていますので、読んでみてください。
⑦失敗しても構わないと思う
緊張をほぐしてリラックスするための方法に、失敗しても構わないと思うという方法があります。
体からのアプローチだけでも緊張はかなり減らせます。
しかし、頭の中が不安でいっぱいだと、心が一気に緊張をよんでしまうことがあります。
緊張している自分を許してあげて、慣れないうちは失敗するのが当たり前だと考えてみましょう。
緊張してはいけない、失敗してはいけないという考えでは、緊張しやすくなってしまいます。
今そこにいることの楽しさのほうに意識を集中させて、今を楽しむようにしてください。
友達とカラオケに行ける喜びや、歌を歌える元気な体に感謝をして、楽しいことに目を向けてみてください。
行動が多ければ失敗もまた多くなるものです。
失敗が多いということは、勇気を持って行動をしている証拠です。
行動をしなくなれば失敗もしなくなりますが、成功もありません。
恐れながらも失敗しながらも、行動をしているあなたはとても素晴らしい存在です。
失敗は誰でもするのですから、恐れなくて大丈夫なのです。
みんなで楽しいカラオケができるようになるにはどうしたら良いのか、を考えるだけでも、緊張はウソのようになくなっていくことでしょう。
自分のことを気にし過ぎても、緊張は強くなります。
緊張したときは、自分のことよりも、周りの人に目を向けるようにすると良いでしょう。
羞恥心や劣等感が強い人は、
の記事も読んでみてください。
まとめ
緊張をほぐしてリラックスするための方法には
- ストレッチをして
- 深呼吸をし
- 動きをゆっくりにして
- 意識は腹におき
- 喉仏を下げて
- 姿勢を正し
- 失敗しても構わない
と思うようにすると良いでしょう。
ライタープロフィール
奏音